結局、「どこかにいる両親のため」とかもあった様子。
ルカは元々個人を見る傾向が強いし「ファン」という集団には目が行っていない。行くとしたら
熱心なファン何人かだったり仕事仲間だったりするかも。それだけではルカを繋ぎとめるのに
不十分だった様子。もっと親しい人の後押しこそが必要だった状況かな。それに加えて、という。
芸能活動は実のところ惰性でやっていた部分が強かった様子。他にきっちりできることがない
という理由で。そこに同人誌が多少モノになりそうになり意識がそちらに向かっていた所かも。
元々このままではいけないという想いもあったかも。やっと自分自身の将来像としても。
集さんの作戦は事前に答えを聞かなかったところにあった様子。流れの中で進路を決めさせる
部分が。ルカのプロとしての感覚に賭けた要素も大きかった様子もあるが整理のつかない状況に
追い込んで続行の流れを作り、それを自分で宣言する形を作る心理誘導に近い手っぽい。
ハヤテの位置は舞台袖、ではなくもう少しは客席寄りっぽい。後ろに非常口の表示があるし。
集さんたちが舞台左方向から見ていてハヤテたちは同じ方向もう少し浅い角度で見ている感じ。
ドクター黒須も同様の立場で参加という扱いかな。ほかのみんなは客席に3人だけかも。
理由は結局一つや二つではないんだろうなと。次にやりたいことができたスポーツ選手の引退時
とかと似たような感情とか注目される場を離れようとする寂しさとか、そこにトリガーになったのが
ハヤテの言葉だったりしたのかも。それと両親のところに続く道とも心のどこかで感じていたとか。
自分で納得して決めたというわけでもないし、それでもやっぱり選択に後悔はかなりありそう。
「選ばされた」とか言質をとられたとかは気付くかどうか不明だが、第413話につながる道は
見えたような。まだもういくつか局面がありそうだが。ドクター黒須の話はその間にかも。