刻限が収束してきたなぁ。
トラップ類は帰り道の方が強烈となると、肝心の宝物の安否は放棄気味。壊さずに済む程度の強度に留めて
・・・いるのかなぁ。あまり考えていなさそうな気もする。そもそも通う人用の回避できる道とかもありそうだし。
遺体とかは秘密裏に処理、なのかも。そもそも人が来た実績自体ほとんどなさそうだが。案外何人かは・・・
そんなわけで警察に持って行って現場検証とかされたら確実に不利だろうなぁ。殺人未遂とかつきかねないし
帝の方が刑務所直行コースかも。しかも相手は3人とも未成年。間違っても公的機関に出向いてほしくは
なさそう。それでも権力闘争とかでは突き辛い感じがあるが。ハヤテみたいなのがいなければ侵入自体が。
用心深さ・・・はあったと思うが自己顕示欲が勝っていた感じ。本当に用心するなら宝物庫の場所は誰にも
教えないしあるいはさりげなく気づきにくい場所に隠したりする。それ以前にセキュリティにナマモノを使わない。
尤もモノの性質上、どこに置いても気配を探り出されそうな感じはする。それを防ぐ心当たりはなかったのかも。
伊澄の行動は多分、正式に仕事として依頼されたんじゃないかと。それも道案内の仕組みをつけて。
今回に限り道を間違えた様子も見受けられないし完全に仕事モードっぽい。私用は忘れても仕事は
きっちり覚えたままとかたぶんそういう仕様。つまりアテネは今のままでも資金力は十分、ということに。
つまりアテネから見て石はもはや幾つもある必要はない、と。そして行けないまでも状態を知る術はある、
もしくはあったらしい。アテネに、ではなくミダスにあっただけかもだが。それに庭城に向かう理由は帝には
強くアテネには希薄らしい。アテネが向かう目的はもうすでに達成されているのかも。10年前の時点で。