機械類をあまり信用しない人なんじゃないかなぁ。
電子系セキュリティは結局ナギが無効化した物のみ。他は軒並み人間など生物を配備。他にはブービートラップと
物理障壁などギミック部分が少なめの罠が目立つ。趣味の方もラジオや小説など、ナギのようなIT系から遠く
対人系ばかりが目立つ。富を築く過程でも機械系の気配はなさそう。そちら方面は基本的に苦手らしい。
ただしトラップのコンセプトなどはコンピューターゲーム(家庭用含む)ぽいモノも。いやそれもアニメとかから
なのかも。むしろハリウッド映画に元ネタがありそう。その元ネタから直接仕入れるぐらいはできるのかも。
十二宮っぽいのは要は途中で罠も敵も出てこないから。TRPGとかゲーマー好みの方向性は皆無らしい。
こういう人がなぜこんなところでバイトをしているのか、・・・主不在でヒマだからじゃないかなぁ。よほど
そういう関係の仕事しかしていなかったようで。そして帝としても他のまともな仕事をさせる気はない、と。
そこに本心がうかがい知れるような。そして相当に信用されているからこの場所だったんだろうなと。
この二人本当はまともな決着にならない定めがありそう。しかしハヤテの手は実は正解。どう戦っても
時間がかかる相手だし。壊さずに剣を受け止める力を見せた時点で本当の結果も見えてはいるが。
そして本当は前例が気にかかっているだけということもありそう。前回もいろいろとやっていそうだが。
通例、箱にもきっちりセキュリティシステムが仕掛けてあるものだが、ここまで来るとそういうものもない
可能性を否定できない。こういう場所にしまわれている時計はそもそもまともに動いているのかどうかすら。
これで正確な時刻を指していたりしたら、王玉と同等近いマジックアイテムしかありえないわけで・・・